安くて、気が向いたときにいつでも参加できるスノボツアーは、冬の娯楽としてすっかり定着した感があります。最近では、小さな子供のいる家庭でも、気軽にスノボツアーを楽しんで欲しいという願いを込めて、さまざまな託児施設を充実させたスキー場が増えています。スキー場内に、保育士など専門のスタッフを配置して、パパやママがゲレンデでスノボを楽しんでいる間、室内で子供たちのケアをしてくれるというものです。子供たちのケアに力を入れているスキー場では、子供たちを年齢によって細かく区分し、その年令にピッタリの娯楽プログラムを提供している施設もあるほどです。
乳幼児のためには、ベビーベッドが完備されており、ゲレンデで両親がスノボを楽しんでいるあいだ、子供は安全で快適なベビーベッドですやすやと眠りについています。このような充実した施設のおかげで、子供たちが退屈しないばかりか、安全も確保されるとあって、ツアーに参加した親御さんから大好評を得ているといいます。また、子供たちがお腹を空かせてもだいじょうぶなように、各種のベビーフードまで用意されているという力の入れようです。スキー場側としては、子供たちのケアを一生懸命にすることで、ファミリー客を呼びこむことができるため、両者にとってメリットがあります。
そのため、今後も託児サービスが充実しているスキー場へのツアーは、子供のいる家庭にとって、冬の定番の娯楽として人気を博するとみられます。